Tapoを使用したRTSPライブストリーミングの利用方法
注意: 本機能や、サードパーティ製アプリの利用や設定に関するお電話やメールはご遠慮ください。
Tapoカメラは、仕様外機能としてRTSPプロトコルを開放しています。そのためサードパーティ製のソフトウェアにも対応しておりTapoアプリ以外にもPC等のソフトウェアから映像を観る事が出来ます。VLCプレイヤーの場合、プレイヤー上でRTSPストリームのURLを入力するだけで利用可能です。
※パンチルト機能を持つカメラであっても、専用アプリ経由以外ではパンチルト操作には対応しません。
※バッテリー式カメラは非対応です。
TapoカメラのRTSPライブストリームURLは以下の様になります:
高画質ストリームの場合: rtsp://IP Address/stream1
低画質ストリームの場合: rtsp:// IP Address/stream2
注:
1. usernameとpasswordにはTapoアプリ上で作成したアカウントのものを入力します。アカウントの作り方はこの後説明をします (ステップ1)。
2. IP addressの部分にはカメラがルーターから割り当てられたIPアドレスを入力します。そのIPアドレスはカメラを接続しているルーターの管理画面か、Tapoアプリで確認してください (カメラの設定画面>端末情報画面で確認可能です)。
3. サードパーティーソフトウェアで外部からリモートで映像を視聴する場合はルーターの554ポートをあらかじめ開放しておく必要があります。
4. ONVIF規格を使用してユーザー名/パスワードとIPアドレスをで追加することも可能です。
5. 2Kや3MPに対応したカメラの場合、Tapoアプリ上で設定した画質設定がStream1に適用されます。
例えばRTSPでTapo C310の3MP動画を再生したい場合は、Tapoアプリ上でカメラの画質設定を2Kなど最高画質に設定する必要があります。
6. microSDカードが差し込まれ、TapoCareを契約している場合、RTSPストリーミングはできません。RTSPを利用する場合はmicroSDカードかTapoCareの利用を停止してください。
サードパーティ製ソフトウェアでの動作について説明をします。文中ではiSpyを使用した例を説明いたします。
注意:
1. iSpyを起動しているPCとカメラは同じネットワークに接続してください。
2. サードパーティ製ソフトで操作をするには、ルーター側で554ポートを開放してください。
ステップ1: Tapoアプリでアカウントを作成
1. TapoアプリのホームタブかカメラタブでRTSPを利用したいカメラを選択します。
2. 歯車アイコンをタップしてカメラの設定画面を開きます。
3. 高度な設定 >カメラのアカウントを開き、アカウント(ユーザー名とパスワード)を作成します。
RTSPの利用はカメラのセキュリティを下げる行為でもあるので、表示される注意を必ずお読みください。
注意: ユーザー名とパスワードは6~32文字で設定してください。
ステップ2: iSpyにカメラを追加
1. iSpyをPCで起動します。
2. 左上のメニューからAddをクリックし、ONVIF Cameraを選択します。
3. Username/Password(Tapoで設定したもの)とNetwork Addressを入力します。その他の欄は必要に応じて入力します。
4. 解像度を選択しOKをクリックします。
5. マイク・トーク・動体検知・アラート・録画・スケジュール・ストレージ等の各種設定をし、FinishをクリックするとTapoカメラがiSpyに追加されます。
6. カメラをiSpyに追加したら、Tapoカメラの映像を視聴できるようになります。