Matter対応デバイスについてのよくある質問
その1. TP-Link Matter対応デバイスのセットアップガイド
TP-Link Matter対応デバイスを設定するには、主に2つの方法があります。
(1) TP-Link公式アプリ (Tapo/Kasaアプリ)
TapoやKasaアプリを使用したMatter対応製品の設定方法については、下記の動画をご覧いただくか、もしくはFAQ:「TP-Link公式 Tapoアプリを使用してMatter対応デバイスをセットアップするにはどうしたらいいですか?」をご確認ください。
注意: Kasaアプリを使用した場合のセットアップ手順は、Tapoアプリでのセットアップと同様の手順となるので、上記の動画またはFAQをご参照の上、セットアップをお試しください。
(2) サードパーティのMatter対応アプリ
・Matter対応デバイスを設定される際は、あらゆる機能をご利用いただくため、そして非互換性によるエラーを防止するため、TP-Link公式アプリを使用していただくことを強く推奨しています。
A: Alexa・Google Home・Appleホーム・SmartThingsなどの、サードパーティのSmart Homeアプリを使用して、デバイスを設定することが可能です。
設定方法についての詳細は、下記の動画をご覧いただくか、またはFAQ:「Alexa・Google Home・Appleホーム・SmartThingsを使用してMatter対応デバイスをセットアップするにはどうしたらいいですか?」をご確認ください。
B: TP-LinkのMatter対応デバイスは、マルチ管理機能とも呼ばれる複数のMatter対応のサードパーティアプリでのセットアップにも対応しています。例えば、Appleホームでデバイスをセットアップした後に、その他のサードパーティアプリでもデバイスを共有することが可能になります。
セットアップに関する詳細は、下記の動画をご覧いただくか、またはFAQ:「サードパーティのMatter対応アプリを使用してMatter対応デバイスをセットアップするにはどうしたらいいですか?」をご確認ください。
その2. Matterのトラブルシューティング & ヘルプ
Q1: サードパーティのMatter対応アプリを使用して、Matter対応デバイスを設定することができなかった場合はどうすればいいですか?
A1: その場合は、FAQ:「サードパーティのMatter対応アプリを使用してMatter対応デバイスを設定できなかった場合のトラブルシューティング」をご確認ください。
Q2: サードパーティのMatter対応アプリを使用して、接続済みMatter対応デバイスを設定することができなかった場合はどうすればいいですか?
A2: その場合は、FAQ:「サードパーティのMatter対応アプリを使用して接続済みMatter対応デバイスを設定できなかった場合のトラブルシューティング」をご確認ください。
ここでは問題解決のヒントをいくつかご紹介します (問題が解消されない場合は、上記FAQより詳細をご確認ください)。
1. Matterの要件チェック
- Smart HomeアプリとハブがMatterに対応しているかご確認ください。
- ご使用のスマートフォンとハブが同じWi-Fiに接続されているかご確認ください。
- スマートフォンのBluetooth機能が有効になっているかご確認ください。
2. 工場出荷時の状態にリセットする
TP-Link Matter対応デバイスを工場出荷時のデフォルト状態にリセットした上で再度ペアリングモードを有効にするには、リセットボタンを約10秒間押し続けてください。
注意:
- スマートプラグでは、デバイスの電源ボタンがリセットボタンにあたります。
- スマートスイッチの場合、On/Offボタンの下にリセットボタンがあります。
- スマート電球を使用するには、1秒間の間隔を空けてTapo電球の切り替えを3回 (Kasa電球の場合は5 回) 繰り返し、電球が3回点滅するまでお待ちください。
その3. TP-Link Matter対応デバイスについてのよくある質問
Q1: Matter対応デバイスの設定にMatterハブは必要ですか?
A1: はい、Smart Homeアプリでの設定にMatter対応ハブ (Matterコントローラーとも呼ばれる) が必要になります。
Matter対応ハブはその他のデバイス (Apple TV・Alexa Echo 3rd Gen・Google Nets Hubなど)、またはスマートフォンアプリ (LG ThinQアプリなど) と組み合わせることができます。
ここではGoogle・Alexa・Apple・Samsungを例に挙げます (なお下記の情報は2023年5月時点のものです。アップデートの詳細については、各メーカーにお問い合わせください)。
Google — Matter対応Hubとして使用できるデバイスのリスト (詳細についてはこちらをクリックしてください)。
Google Homeアプリの動作に最低限必要となるバージョン: 2.62.1.15以降。
デバイスタイプ |
デバイス名 |
Wi-Fiルーター |
Nest Wi-Fi Pro (Wi-Fi 6E) |
スピーカー |
Google Home・Google Home Mini・Nest Mini・Nest Audio |
ディスプレイ |
Nest Hub (1st gen)・Nest Hub (2nd gen)・Nest Hub Max |
Alexa — Matter対応Hubとして使用できるデバイスのリスト (詳細についてはこちらをクリックしてください)。
Alexaアプリの動作に最低限必要となるバージョン: 2.2.491118.0以降。
デバイスタイプ |
デバイス名 |
Echo/Echo Dot |
5th Gen: Echo Dot・Echo Dot (Gen 5 with Clock) 4th Gen: Echo・Echo Dot・Echo Dot (Gen 4 with Clock) 3rd Gen: Echo・Echo Dot・Echo Dot (Gen 3 with Clock) |
Echo Show |
3rd Gen: Echo Show 10・Echo Show 15 2nd Gen: Echo Show 8・Echo Show 5 1st Gen: Echo Show・Echo Show 8 |
Echo Studio |
/ |
Echo Input |
/ |
Echo Flex |
/ |
Apple (詳細についてはこちらをクリックしてください):
iOSデバイスの動作に最低限必要となるOS: iOS16.2以降。
AppleはHomePod・HomePod mini・Apple TV・iPadをMatterハブとして設定できるようサポートします。
Samsung (詳細についてはこちらをクリックしてください):
SamsungはMatterデバイスの制御を可能とするため、Aeotec Smart Home Hub (V3/V4)・Samsung SmartThingsハブ (V3/V4)、および2022年のスマートTV・スマートモニター・ファミリーハブ冷蔵庫にSmartThingsハブのソフトウェアを組み込んでいます。
Q2: Matterと正常にペアリングされた対応デバイスを、そのままTapo/Kasaアプリに追加することはできますか?
A2: はい、スマートフォンと対応デバイスを同一のローカルネットワーク内に含めることで、Tapo/Kasaアプリのメインページに新しいデバイスが検出されたことを通知するウィンドウがポップアップ表示されます。なお、メインページの右上にある「+」をクリックすることで、手動でデバイスを追加することも可能です。
また、すでにTapoアプリでデバイスのセットアップを完了している場合は、Smart Homeアプリから、デバイスの電源を入れてから15分以内であれば、アプリ上でセットアップを行うこともできます。
Q3: Matter対応のSmart HomeアプリとペアリングしているMatter対応ハブが、ルーターから切断されたり、アプリから削除された場合はどうなりますか?
A3: Matter対応ハブがルーターから切断されると、Matter対応デバイスは操作できなくなります。ただし、Matter対応ハブがルーターに再接続されると問題は解消されます。
Matter対応ハブがアプリから削除されると、Matter対応デバイスも同様にアプリから削除されますが、別のアプリでのデバイス使用には影響しません。
Q4: Matter対応デバイスが接続中のアプリから削除された場合はどうなりますか?
A4:その場合も別の接続済みアプリからデバイスを操作することが可能です。
デバイスが全てのMatterアプリから削除された場合には、デバイスをリセットしてから、再度ペアリングモードをお試しください。
Q5: Matter対応デバイスがTapo/Kasaアプリから削除された場合はどうなりますか?
A5: デバイスは工場出荷時の状態にリセットされ、接続していた全てのアプリで応答がない状態になります。
その4. Matterの概要
Matterに関する詳細や特長については、記事:「Matterとは?」をご確認ください。